【自分への問いがうまくいかない現状を変える】最高の結果を引き出す質問力
jsymsep
30代東大卒の釣り・読書・AIライフ
タイトル
思考の整理学
著者
外山 滋比古先生
この本との出会い
いまいち考えにまとまりが無く悩んでいた時、素直に”思考の整理”でAmazon検索した
この本の特徴
目次の見出しが筆者のメッセージを表すメタファーになっている
業務改善アイディアを一生懸命上位に提案。プロジェクト化しました。
しかし、生煮えの提案だったためなかなか周囲の協力が集まりませんでした。
身内にも理解されず叩かれる日々。
遂には自ら仕事を降りてしまった。なんと情けない。
アイディアはどこかから降ってくるものではない。ため込んだ知識・事象が私という個性・主観を触媒として化学反応を起こし、生じることが多い。しかし、この化学反応には時間がかかるもの。アイディアは、寝かせて磨いた後に公にするもので、思いつきで人に話してはいけない。あたりまえのように聞こえるが、できていなかった。
結論、アイディアは焦らず、寝かせてから人に見せた方が良い。もちろん、日程に追われている場合など例外はあるが。
一方で、アイディアの源泉となる知識をため込むためには、一見業務や興味と関係ない分野にも手を伸ばしてみると良い。専門分野の異なる者同士の会話が発想に良い影響を与えることもしばしばある。